弊社のさまざまな「今」をレポートしていく『THE 対談』。記念すべき第1回目は、新工場建設にあたって行われた弊社“TOP会談”の模様をおとどけします。
 弊社が今まで歩んできた道のりはもちろん、これから目差すべき姿についてさまざまな視点からディスカッションがなされ、達成したい目標やそのための多彩な提案など“生の声”が飛び交う貴重な場となりました。
 新工場とともに、新たな可能性に向かって歩きはじめた弊社の思いをご覧ください。
 
〈参加者〉
代表取締役 鈴木 福見
業務部部長 東 昭生
業務部課長 大原 泰行
管理課課長 堀 将嘉
取締役   森 智紀

鈴木 新工場の建設を迎えて、今まで歩んできた道のりを振り返ったり、これまでにやってきたことが「100%」であったかということを考えることがあると思う。100%と言ったときに、何が100%なのか、今が100%なのか、将来100%を目指すのか、この「100%の壁」へのいろいろな思い入れについての意見を。
 現場サイドで「100%」というとリサイクル率。弊社のリサイクル率は豊田市に申告している数字が95%という事で、自治体から一定の評価を頂いております。協力会社に加工を委託している中間処理後の残り5%の部分を、自社内で完結させることができれば、100%という数字は実現可能な目標値だと思います。お客様には、リサイクル活動の窓口という位置付けで弊社を選んで頂けるように努力していきたいですね。
鈴木 例えばAという会社がパソコンを1000台持っていると。これを単純に廃棄したら1000台分のただのゴミの山が増えるだけ。これを環境に配慮した処理の仕方として、弊社はどのようにチャレンジするか。壊す・分解する・リサイクル……現場サイドからリユースということについてはどうかな。
大原 お客様が廃棄で出すものを弊社がリユースすることによって、一度ゴミとして出されたものが生き返って商品として次の人に行き渡る。このこと自体がリサイクル100%になると思います。できる限り廃棄以外、調子が悪いものでも直して販売したり、そうすることによってリユースの部分でも100%が保たれると思う。
 
鈴木 これからのシーピーセンターは、お客様に対して何を提案していくか。リサイクル、リユースときて、では安全や安心というものを100%提案するには、どういうことをしたらいいと?
 リユースするならデータはどうなるんだろう、廃棄するならデータの漏洩はどうなるんだろう、いろんなことがつきまとってきますが、お客様に対するコストパフォーマンスというのが最大の課題になってくると思います。社内での100%はもちろん、それをお客様の満足度100%にもつなげていく必要があると思います。両方が100%になったときに、本当に初めてシーピーセンターの意味が出てくるのではないかと。
鈴木 社長としてはやはりお客様に満足を提供したい。環境や安心・安全を提案して100%満足していただきたい。森取締役、お客様の満足度について営業から見た切り込みを。
 100%という壁は決して高くないし、100%がゴールではなく120%、150%、200%あってもいい。顧客満足度(CS)、それから社員満足度(ES)、この2つの満足度を徹底的に追求することによってシーピーセンターという会社は150%にも200%にもなるのではないかと。この2つを軸に、新工場を動かしていけばいいと思います。
鈴木 お客様、社員、一緒にやっていく協力会社も含めて、みんなでもっとハングリー精神を出して100%を求めていくと。「100%」というのは幅の広い課題だけれども、お客様の満足度、それから社員の満足度、業務としての満足度、安心・環境についての満足度、そういうところで100%を目指すということだね。
 

鈴木 新工場には多様な可能性があると思いますが、この工場をどのように運用していきたいと考えている?

 新工場は今までバラバラだった部分、豊田工場が離れていたり、本社と三好工場が離れていたり…という部分がひとつになることによって、もっともっとお客様に安心感を提供できると思います。この業界では不透明さというのがお客様には一番不安なところなので、誰に見てもらっても何をやっているかがわかるという「透明な工場」に。また工場内に動脈ともいえるキッティングルーム(?)などをつくることによって新品のパソコンも扱い、新品のパソコンを提供した後に廃棄のパソコンを収集してくるなど、静脈と動脈が一体となることによってお客様に安心感を持ってもらえると思います。お客様の物件が今どういう状況にあるのか、弊社のHPにアクセスしてもらえばすぐにわかるようにもしていきたい。
鈴木 堀君が言うのは「オープン」ということ。クリスタルのごとく透明に、という感じかな。他には。
大原 現在は近隣地域から入荷する物量が少ないのですが、新工場では、三好から豊田近郊の工場・会社から引き取りに行くだけではなく持ち込んで頂き、物量を増やさせていきたいなと。弊社の料金は他社と比べて安いと思うので、その点を大いにPRして物量を増加させたいですね。
 当然、表向きの透明性だけではなく内部的にも透明な会社にしていきたいというのが第1。第2としては、自分たちだけの考えだけではなくやはりお客様のニーズにどこまで対応していけるか。今までは設備不足の面で対応しかねるところがあったけれど、これからは違う。新たにニーズがあれば最大限それにアタックできる会社にしていきたい、というのが目指すところですね。
 
鈴木 私は新工場はモデルケースの一つだと思う。うまくいけばこのプランをビジネスモデルにして、全国に5工場ぐらい作りたいというのが今の本当の気持ち。
 社長もおっしゃられたように、この新工場には無限の可能性が秘められていると思います。他社にないセキュリティ、システム、スキームを駆使して、パソコンを中心とした物流から保管、データ消去、リサイクル、リユースまでのトータル的なソリューションサービスのできる器だと思います。設備、許認可、ノウハウをすべて結集してこの新工場を稼働させればお客様は自ずと付いてくると思いますし、これからの業界のリーディングカンパニーになれる可能性を秘めたプロジェクトだと思います。
鈴木 新工場は今までの私たちにはなかった最新施設。今までの施設でやってきた5年間では、いくら良い提案をしても見るお客様にとっては「なんだバラックじゃないか」で終わっていたけれども新工場ができたことで提案を実現できる施設を手に入れたことになる。お客様にとっての安心感という点では、本当に大きな可能性があるね。さらに良いアイデアを考えて実行していくためにも、とてもいい営業ツールではと思っています。
大原 地域密着型にしたいですね。
鈴木 そうだね、地域密着で持ち込みを増やせば回収の手配などのコストも減らせる。それも一つの可能性。だからこそ、きちんとしたビジネスモデルとして運用したい。新工場は武器にもなるし、逆にそのリスクも背負わないとならないかもしれないが、今挙げてきたこと以外にも実に様々な可能性がある。みんなにもどんどん意見を言ってほしいと思います。
 

鈴木 今後、5年後のビジョンを持つことが非常に大事になってくる。「自分たちでつくる未来」ということについて、どのように考える?
 デジタル化が進行しアナログなものを切り捨ててきたけれど、情報を自由に使えるようになったかわりに振り回されてもいるのが現状。弊社ではハードディスクに物理的に穴を空けたりと、デジタル社会の中でアナログな仕事を積み重ねてきた。そのノウハウを生かして情報のコントロールを助けてあげる会社にしていきたいです。
鈴木 情報社会の「隙間の管理」を弊社がやっていくということだね。弊社に依頼されたものは誰もがインターネット上で簡単に見られる掲示板やブログのようなものをつくれたら、よりマーケットが広がるのではないか、そのように進路をとっていきたいと思っています。
 写真や文章を郵送してお客様に処理情報を発行していますが、これを電子データに変えホームページに載せお客様にアクセスして見てもらえる、そういったことは現在検討中です。
大原 僕はやはり地域密着型。豊田市でこういったOA機器専門の処理業者はシーピーセンターのみですが、まだまだ豊田市のお客様からの依頼というのは少なくPR不足です。パソコン処分と言えばシーピーセンター、にしていきたい。そうして地域密着の信頼される会社になり徐々に枠を広げて、最終的には社長の言うように全国5ヶ所ほどの事業所を展開できればと。
鈴木 産廃と一般廃棄物には、法律の壁もある。先日ある人に「パソコン持っていって」と言われたけれど、家庭用パソコンになる個人の物は「できません」と断るしかなかった。地域密着というのは難しくもあるね。自分たちの手で未来を作るには、法律の勉強もし、いろいろなところへのPR活動もしていかないといけないと思います。また、日本では電気やガスなどエネルギーを作る原油はすべてお金を出して買っている。原油がこのまま上がれば日本は破綻する、でもリサイクルをすれば資源にもお金にもなる、みんなでもっと「片づける」ということをテーマにして考えなければいけないと思いますね。
 
 片づけるというのは「形を作ってあげる」こと。例えば導入から最後に捨てるときのことまで考えてスキームを作ってあげる。シーピーセンターなら導入から廃棄まで一貫して提案できるということを周知するとともに、地域からだんだん浸透して日本全国を席巻できるぐらいの「シーピーセンターブランド化」を目指す。
 環境は整いつつある、あとは人材をいかに教育してプロ集団の集まりを作るかという定義には、環境、3R等いろいろありますが社員みんながお客様にコンサルできる技量が身についたときには、自ずと会社はトップを走っているだろうと思います。大原課長が言うように、地域密着の工場ということでPRをし、そう遠くない未来には「開かれた工場」にしたい。セキュリティと相反するところもありますがそこをクリアした上で、例えば小中学校の社会見学に選ばれるほどの工場になれば、それが地域密着になり地域から支持される企業に
なっていくと思います。
 地域に根ざすということは、地域の人たちの意見を取り入れる、弊社の事業に参画してもらうということ。次世代環境の創造は地域と一緒に考えることから。静脈産業は今まで受け身だったけれど、これからはさまざまな提案や創造をもって次世代環境をリードしていくことが重要になってくるでしょう。
鈴木 社長なりの今後の展望としては、お客様に「片づける」を提案していきたい。環境と安心・安全を提案する提案型企業、ゆくゆくはコンサルティングサポートビジネス会社になることが目標。このスタッフであれば達成できると思います。「片づける」というのは幅が広い。いろんな企業の「片づける」がある。提案ができずに何するものぞ、提案ができない会社はこれから何もできないのでは…。シーピーセンターは「片づける」処分工場だけではなくしっかりとした提案のできる会社、そしてさらには未来を「形創る」会社、そうなっていきたいと思います。
 
Copylight © 2006 CP CENTER.,LTD All Rights Reserved.